引き寄せ。経済的自由。実践ブログ。

全ては考え方から。引き寄せにいて長年勉強しました。経済面でゼロから1を作る様子をこのブログで発信します。

疲れた時に読むシンプルで心が楽になる8つの「禅語」

「禅語」とは禅の言葉。もともとは禅宗の文献に記述されていた辞です。禅の教えには私達が生きていく上での「気づき」がたくさん含まれています。「禅語」で有名な言葉には「一期一会」、「阿吽」などがありますが、他にも禅語は数多くあります。

 

ここでは、毎日の生活の中でぜひ覚えておいてほしい8つのシンプルで心が楽になる禅語を紹介します。

 

 

知足(ちそく)

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「足るを知る」

 

 私達は毎日の生活の中ですでに十分充実しているにもかかわらず、「あの人はもっといい生活をしている」、「もっといいものを持ったら幸せになれる」と足りないものを無理矢理探していませんか?足りないと感じているものは本当に自分に必要なものではないでしょうか?

 同じ一杯の水でも、それが心の底からありがたいと思えば幸福になります。たった一杯だけか、全然足りないと思った時点でその人は不幸になります。でも、目の前にあるのは一杯の水。

 すでに自分が持っているもので足りている、もう幸せなんだと気づくことが幸せへの近道になるのではないでしょうか。

 

柔軟心(にゅうなんしん)

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「柔軟な心」

 常識・固定概念にとらわれない柔らかな心持ちができれば、広い視点でものごとを見ることができ、新しい気づきがあるものです。自分の考えが正しいと思い込んだり、他人に自分の価値観を押し付けたり、逆に他人の意見に流されることもなく。

 ただこんな考え方もあるんだという素直な心、柔らかな心持ちは、自分も周りも幸せに生きてく秘訣なのかもしれません。

行雲流水(こううんりゅうすい)

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「雲は行き、水は流れる」

 

 人の一生はひとときの旅のようなもの。雲のようになんのこだわりもなく漂い、水のようにとどこおりなく流れ流れていく。かつて修行僧は、一箇所に留まらず、歩いて歩いて歩き通して修行を重ねていました。各地を訪問し、その時その時自分の状況に応じた師を求めました。「井の中の蛙」という言葉がある様に、限られた狭い環境にいると本当のことがわからなくなってきてしまいます。1つの考え、ことがらに縛られず雲の様に水の様に様々なものごとに触れ自由に考えることの大切さを教えてくれる言葉ではないでしょうか。

 

日々是好日(にちにちこれこうにち)

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 「来る日も来るもよい一日」

 

 今日という日に感謝すること。東日本大震災後に聞いた言葉で「今日という日は、昨日死んでしまった人が生きたかった今日」という言葉がありました。

 悲しいことがあった日はただ悲しめばいいのです。辛い時は辛さを受け止めればいいのです。嬉しいことがあったら心の底から喜び感謝すればいいのです。悲しさや苦しさから逃げようとすれば、そこから葛藤や執着心が生まれ不幸に繋がってしまいます。

 心和やかにすべてを受け止め、一日一日をこだわりなくさらりと生きていく。それが一日一日は幸福なんだよというこの言葉の教えなのではないでしょうか。

 

 

放下箸(ほうげじゃく)

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「こだわりを捨てれば、心は軽くなる」

 

 私たちが苦しむのは、ほとんどの場合、なにかにとらわれ、こだわりをもつからではないでしょうか。地位やお金のためにもっと出世したい。有名人のようにもっといい生活をしたい。

 ところが皮肉なことに、こだわればこだわるほど問題解決から遠ざかってしまいます。とはいえこだわりを捨てるというのは簡単なことではありません。

 行き詰まった時は、しばらく考えることをやめてみたらいいでしょう。一旦頭をすっきりさして、客観的に自分を見つめ直す時間を作ることが大切ではないでしょうか。

 

 

莫妄想(まくもうそう)

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「心を乱しているのは、あらぬ考え」

 

 いつもならすぐに返事をくれる恋人にメールを送信したけど、何時間経っても返事がこない。それだけのことで「きっと、他の異性と遊んでるに違いない。自分のことなんてどうでもいいんだ」と思い込み、友達にを呼び出し、恋人の悪口を言ってしまう。

 ところが翌日、返信が来て、携帯電話を会社に忘れてしまい連絡が出来なかった。それを聞くとたちまち聞くと機嫌が直り、ニコニコ顔に。

 

 人間には妄想してしまう悪い癖があり、その妄想はさらなる妄想を生んでしまいます。「莫妄想」の「莫」は「なかれ」と読み、強い禁止の意味を含んでいます。妄想を抱くと、次の行動になかなか移れません。迷いを捨てることの大切さを教えてくれる言葉ではないでしょうか。

 

 

 照顧脚下(しようきやつか)

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「自分を見つめることの大切さ」

 

 私たちは日常の中でつい、自分を見つめる前に他人を見て、羨ましがったり、批判してしまいがちです。

 しかし、どんなに隣の芝生が青く見えてもそれは他人の土地です。青い芝生を手にしたいなら、まずは自分の足元を見つめなおして土を耕していく必要があります。

 

一日暮らし(いちじつくらし)

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「一日一日がかけがえのない大切な日」

 

 どんな人でも人生は一度きり。だからこそ、今日という一日が限りなく大切な日に思えてくるのです。一日を自分の一生だと思って過ごすことでつまらない悩みに惑わされることなく、周りに感謝することができるのではないでしょうか。

 「自分の全生涯が今日の一日である」という気持ちで一日一日を大切に過ごしていけば、やがて、日々の不足を愚痴ることや、将来の不安に思うこともなくなり、素晴らしい人生になるのではないでしょうか。